産業医

産業医とは

産業医は、労働者が健康で快適に働ける職場環境を維持するために、医学的な見地から指導や助言を行う医師です。労働安全衛生法により、常時50人以上999人未満の労働者を雇用する事業所には、嘱託(非常勤)の産業医を選任することが義務付けられています。
日本では、一般開業医がかかりつけ医と兼任して、嘱託産業医の業務を担当することが多いとされています。
産業医の役割には、毎月または隔月の職場巡視、衛生委員会への参加、健康診断後の健康指導を含めた措置面談、健康教育、長時間労働者への面談、メンタルヘルス相談、休職・復職判定などがあります。これらを通じて、従業員の健康管理に関する指導や助言を行います。
労働者数が50人未満の事業所には産業医の選任義務はありませんが、労働者の健康管理を行うために必要な医学的知識を持つ医師等を配置する努力が求められています。

産業医による
メンタルヘルスケアの重要性

企業においてメンタル不調を抱える従業員にとって、産業医は重要な存在です。メンタル不調に陥った従業員のケアには、医学的な専門知識と経験が不可欠であり、企業や従業員とは異なる中立的な立場から助言・指導を行うことが求められます。
産業医は、高ストレス者や長時間労働者に対する産業医面談の実施や、メンタル不調者への対応に関する企業への助言など、幅広い業務を行っています。
産業医の活動を通じてメンタルヘルス不調を未然に防ぎ、職場環境を改善することで、従業員の健康が保たれ、ひいては生産性の向上や企業経営の発展に繋がっていきます。

産業医の主な業務内容

  • 職場巡視
  • 衛生委員会への加入
  • 健康診断結果の確認、就業継続・休職に関する判定
  • 高ストレス者に対する聴き取り、改善指導
  • 休職者の復職可否に関する助言
  • 各種健康教育

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